高気圧酸素治療装置には、一人用の第1種装置と多人数用の第2種装置があります。
第1種装置は、装置内を酸素で加圧する「酸素加圧方式」と、装置内を空気で加圧し、その中で酸素を吸入する
「空気加圧・酸素吸入方式」があります。
第2種装置は、「空気加圧・酸素吸入方式」で、治療に従事する医療職員を同時に収容できるため、より安全に
治療を行うことができる装置です。
当院の装置は第1種装置、酸素加圧方式です。
装置内への持ち込みについて
治療は、装置内を加圧し、高濃度の酸素を使用するため、物が燃えやすい状態となります。
発火源となる静電気の発生や火災等を防ぐ目的で、治療時の服装や持ち込みを制限しております。
原則的に、木綿100%の製品以外は、持ち込みを禁止しております。
装置内 (治療中) の様子
加圧、減圧時は、気圧の変動に伴い、耳抜きを行う必要があります。
また、装置内の温度は、加圧時に約1℃上がり、減圧時に約1℃下がりますので、特に減圧時の寒さが気になる
方は、専用タオルケットをご利用ください。
なお、装置内のインターホンを通じていつでも医師やスタッフと会話が可能です。