呼吸器内科

呼吸器内科とは

呼吸器内科では、咳、痰、息切れなど呼吸に関する症状がある方や、健康診断のレントゲン写真で異常な影を指摘された方などの診療を行っております。

肺炎、気管支喘息、COPD(肺気腫、慢性気管支炎)、間質性肺炎(肺線維症)など多岐にわたる呼吸器疾患全般の診療を行います。

 

外来担当表

 
午前
蘇原泰則
柳原
午後

 

担当医紹介

略歴

免許 昭和47年6月27日 医師免許証(第215403号)

学位 昭和54年2月28日 医学博士(東北大学)

 

学歴・職歴

昭和47年3月 東北大学医学部卒業

昭和53年6月 筑波大学臨床医学系・講師

昭和58年9月 McGill University(Canada)・研究員

昭和59年10月 Gothenburg University(Sweden)・研究員

平成2年2月 自治医科大学胸部外科学講座・助教授

平成12年6月 自治医科大学胸部外科学講座・主任教授

平成16年11月 自治医科大学外科学大講座・主任教授

平成20年10月 国際医療福祉大学・教授、国際医療福祉大学病院・院長

平成27年4月 埼玉県央病院・院長

平成30年4月 現職

 

専門・その他

  • 日本外科学会指導医・外科専門医
  • 日本胸部外科学会終身指導医・特別会員
  • 日本呼吸器外科学会終身指導医・呼吸器外科専門医・名誉会員
  • 日本呼吸器学会指導医・呼吸器専門医
  • 日本肺癌学会・特別会員
  • 日本呼吸器内視鏡学会・気管支鏡専門医・特別会員
  • 日本内視鏡外科学会・特別会員
  • 肺がんCT検診認定医

 

担当医挨拶

皆さんは肺疾患というとまず肺がんを思い浮かべることと思います。確かに、肺がんは極めて死亡率の高い疾患で、平成29年の調査では罹患者数129,000人に対し死亡者数78,000人(60%)に達しました。

しかし、肺には他にも肺結核、肺炎、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患、特発性間質性肺炎といった罹患率や死亡率の極めて高い疾患があります。

肺結核は過去の病気とされておりますが、日本では総肺結核登録者数が42,000人に達し、毎年の新規登録者は17,000人で死亡者数は1,900人となっております。罹患率からみると、欧米が人口10万人対10人未満なのに対し、日本は14人と後進国なみの状況です。

平成28年の人口動態調査によると日本人の死因の1位は悪性新生物、2位は心疾患、3位が肺炎でした。肺炎による死亡者数は毎年12万人に上っており、単独疾患で最も高い死亡率を示しました。この原因は高齢者の増加によるものですので、今後ますます増加することが予想されます。

気管支喘息による死亡者数は吸入ステロイド剤の導入によって、1990年代の5,000人から2014年代の1,700人へと減少しましたが、いまだに喘息死する患者さんがおられます。

慢性閉塞性肺疾患は現在、総患者数が261,000人で毎年約16,000人の方々が死亡しております。さらに、潜在的患者数は500万人達するとされております。主な原因は喫煙です。喫煙者が少なくなったとはいえ、過去に長年にわたり喫煙した方々がたくさんおられますので、今後も増加することが予想されます。

最近問題になっているのが特発性間質性肺炎です。その患者数は1,500人と決して多くはありません。しかし予後は極めて不良で、診断確定後の平均生存年数は3~5年とされております。

このように、肺には皆さんの余命に大きな影響を及ぼす厳しい疾患がたくさんあります。しかし、発病初期に発見することができれば、適切な治療を加えることにより、完治ないし延命を図ることができます。

早期発見のためには住民検診や健康診断の定期的受診、特に肺ドッグによる胸部CT検査や肺機能検査を施行することが重要です。

さらに、健診や肺ドッグで異常を発見された場合や1か月以上続く咳、痰、呼吸困難が見られた場合は速やかに呼吸器専門外来を受診することをおすすめします。

肺疾患を克服し、健康で楽しい生活を送りましょう。

呼吸器内科担当:蘇原泰則