ハイドロリリース

 

神立病院では「ハイドロリリース」という新たな取り組みを始めました。

ハイドロリリースとは一体どんなものなのでしょうか…?

 

ハイドロリリースとは?

ハイドロリリースとは、超音波装置 ( エコー ) を用いて動きの悪くなっている筋膜 ( 線維性結合組織 ) や神経周囲に生理食塩水・低濃度の麻酔剤・ヒアルロン酸等の液体を注入して、

癒着している筋膜 ( 筋肉と筋肉の間の膜 ) を剥がすことによって本来の動きを取り戻し痛みを軽減することが出来るという、最近注目され始めた新しい治療方法です。

異常な筋膜は組織の伸張性低下と組織同士の滑走性低下や水分量の低下などが生じており、それらが可動域制限や疼痛の原因となっています。

 

筋膜って何?

筋膜とは、ボディースーツのように筋肉や臓器、骨など体全体を包み込み支えている伸縮性のある膜のことです。

組織を繋ぎ体を支えているため「第二の骨格」とも呼ばれています。

網目状の構造をしており、動きに合わせて伸縮を繰り返しています。

柔らかい組織なので萎縮・癒着しやすいという特徴があります。

水分不足・ストレス・同じ姿勢での長時間作業 ( パソコンやデスクワークなど ) により柔軟性が低下

すると筋膜同士が癒着してしまい、可動域が低下し、血流が低下するなどの機能異常が起こります。

筋膜は全身を覆っており感覚を伝える受容器が多く存在しているため、結果として様々な痛みを伴います。

 

 

ストレッチとの違いは?

ハイドロリリース ( 筋膜リリース ) は、しこりや癒着をはがすために必要なすべての方向へ圧を

かけることが出来るため、単純なストレッチよりも格段に効果が違うと言われています。

ただし、癒着が剥がれても効果を持続するためには継続的なストレッチ等の運動は必要となります。

 

ハイドロリリースの効果は?

・局所の補液効果

・鎮痛を和らげる

・物質の洗い流し効果

・癒着の剥離による軟部組織間の滑走性の改善

 

なぜ超音波?

今まで経験による感覚に頼っていたものが見えるようになり、より正確に痛みの原因となっている部位に注射を打てるようになるため超音波を使います。

 

当院での実績

当院でもこの治療法を約3年前より開始し、本格的実施した昨年は、約100件の患者様に施行し

疼痛や可動域改善の効果を認めています。

普段の生活やお仕事、運動している時に痛みがある方は一度整形外科 ( 平塚圭介医師 ) にご相談

ください。