ロボティックアーム手術支援Makoシステムを導入

ロボティックアーム手術支援システム「Makoシステム」について

ロボティックアームとは、一般に「人の手の代わりに作業を行う機械の腕(アーム)」のことで、自動で動くものや人が操作して動かすものなどがあります。このたび当院で導入したロボティックアームは、術中に医師が操作をして動かすもので、人工関節を設置する際に傷んだ骨を削るために使われます。ロボティックアームは、治療計画にない部位にさしかかると止まる仕組みになっており、計画外の動きを制御することで、安全かつ正確な手術を可能にします。

-特徴-

〇人工関節の設置精度の向上

〇人工股関節全置換術では術後の脱臼率の低減

〇人工膝関節全置換術では疼痛の低減

などのメリットが期待できるとの結果が出ています。

変形性股関節症や変形性膝関節症などで悩む患者さんが、人工関節全置換手術後、健康的な生活を送っていただけるよう、当院では今後積極的にロボティックアームを用いた手術を行ってまいります。

「Makoシステム」のメリット

1,高度な治療計画が可能

2,安全な術中制御を実現

3,早期回復への期待

Makoシステムは人工関節に置き換える手術の際、術中に医師が操作し、傷んだ骨を削るために使われます。
術前計画に基づき、傷んだ骨を切除する角度や深さを、人工膝関節全置換術に適用するアプリケーションでは0.1°、0.5mm単位での調整が可能です。
骨切除時に治療計画にない位置に刃先が差し掛かるとロボティックアームが制御し、周囲の靭帯や血管などを保護します。これにより、安全かつ正確な手術が可能になります。

「Mako」による人工関節置換術説明動画

「Mako」による人工関節置換術における手術の流れや方法を説明した動画です。

「Mako」による人工膝関節置換術における手術の流れや方法を説明した動画です。

医療法人社団 青洲会 神立病院 について

地域に密着した一般病院です。一般病棟60床、回復期リハビリテーション病棟47床、療養型病棟53床を有し、一般性期治療からリハビリが必要な方まで幅広く対応しております。

治療が必要な急性期の医療から術後のリハビリ期等の療養期まで、一貫した入院療養が可能です。

また、健診センターも併設しており、予防にも積極的に取り組んでいます。

 

【法人概要】

法人名: 医療法人社団 青洲会

所在地: 茨城県土浦市神立中央5丁目11番2号

理事長: 平塚 圭介

事業内容: 医療サービス

設立: 1982年

HP: http://www.seisyuukai.com/

本件に関するお問い合わせ先

医療法人社団 青洲会 神立病院

Tel: 029-831-9711

Email: k-hp.kandatsu@seisyuukai.org