ゴルフ・スポーツ外来

 

ゴルフ・スポーツ外来について

保険診療の対象となる方
・スイングをすると痛みを感じる、痛みでスイングができなくなった。
・ラウンドをすると痛みがある、痛みでラウンドができなくなった。
・怪我や手術をしてゴルフスイングに不安がある。
・人工関節の手術(ひざ、股関節)をしたためスイングを変える必要がある。

 

リハビリテーションの内容
 
 
スイング動画の撮影をして分析を行います。
スイングのどこが原因で痛みを生じているのか、必要に応じてスイングの指導を行います。

 

身体機能評価・自主トレーニング指導
 
スイング分析と合わせて、体の固さや筋力など身体機能の評価を行い、痛みやスイングの妨げになっている原因を調べます。
評価に応じて、スイングや痛みを改善するためのトレーニング指導を行います。
また、普段自宅で行えるトレーニングや、練習場での注意点などをアドバイスさせて頂きます。

 

人工関節術後のゴルフスイングについて
過去に人工膝関節全置換術(TKA)や人工股関節全置換術(THA)を行った方は、関節に負担をかけないようにスタンスやスイングを修正する必要があります。
また、スイングをするための可動域や筋力の評価が必要となりますので、ご相談ください。

 

準備して頂くもの

・7番アイアン
・普段使用しているグローブとシューズ

 

ゴルフ・スポーツ外来の流れ

①受付にて、ゴルフ・スポーツ外来を受診する旨をお伝えください。
②整形外科(ゴルフ・スポーツ外来)にて医師の診察を受けます。
③診察後、リハビリ室に移動してリハビリテーションの予約を取ります。その際、スイングの動画を撮影します。
④予約日よりリハビリを開始します。

 

スタッフからのメッセージ

茨城という地域柄、ゴルフを趣味にしている患者様を多く診る機会があります。
聞かれる声として多いのが、「練習すると腰が痛くなる」「痛みでラウンドできなくなった」「他院にて、痛みと付き合いながらゴルフをしなさいと言われた」などです。
また、ゴルフ場の浴場でも、湿布やテーピングをしている方たちをよく見かけます。
そうした痛みに悩む人たちに対して何かできないかと悩んでいた時に、ゴルフフィジオセラピー協会の提唱する「痛みのない、ヘルシーゴルフ」という概念が目に飛び込んできたのがきっかけでした。
このゴルフフィジオセラピーを通して、一人でも多くのゴルファーが痛みに悩まされることなく健康にゴルフを楽しめること、またこれからの若いゴルファーが体に無理な負担をかけずにレベルアップを図ることに貢献できたらと考えています。