言語聴覚療法(ST:speech therapy)とは
話す・聞く・食べる、のスペシャリストです。
当院では、脳卒中や認知症等の脳の病変により、記憶や注意能力の低下、飲み込みの障害など、日常生活において問題となる症状に対して、直接的な練習とその対応策を指導していきます。
主なリハビリ内容
【 構音・発生練習 】
口唇・舌・声帯などの障害により、ご本人や家族から「呂律がまわらない」「声が出ない」「本人の言っていることが聞き取れない」などの訴えがよく聞かれます。
その症状に対し、舌や口唇の動かし方や声の出し方について指導を行い、声を出しやすくしていきます。
【 高次脳機能練習 】
脳の病変により、「前日話したことを忘れている」「歩いていると物や人に気付かずにぶつかってしまう」「言いたいことがうまく話せない」など、日常生活において様々な障害が出てきます。
どんなことが出来なくなったか、どんな症状が出てきているかを細かく検査し、その対応方法や症状が改善出来るような練習をしていきます。